BAGWORKS

人にやさしい革

あるお客様からのお問合せのメールに、「バッグワークスの革はアニマルライツの観点を取り入れてますか?」というご質問がありました。

「お尋ねのアニマルライツについては残念ながら追及しておりません。
今後も革使用については、人にやさしいという条件を満たすことを心掛けていきたいと考えています。」と、お答えしました。
すると「人にやさしい革とはなんですか?」と、再度お問合せがありました。

「人にやさしい革」というのは、人に安全であり、安心して使用して頂けるという意味です。

牛皮は「なめし」という加工を経て、革になります。そのなめし加工にはおおきく2つの方法があります。「植物タンニンなめし」と「クロムなめし」です。人により安全な加工は、古代からの製法で手間や作業が大変な植物タンニンなめしになります。また、製造元企業がしっかりしていることは、革加工の安定につながり安心して使用することができます。

*革なめしについてこちらを参考にしてください。

弊社で使用している革は、革の本場イタリアのトスカーナ地方にあるワルピエ社の生産品と、日本では栃木県の杤木レザー株式会社の生産品です。どちらも植物タンニンなめし製法を守る会社です。

*ワルピエ社はこちらを参考にしてください。(イタリア語)

*日本のワルピエ社紹介サイトはこちらを参考にしてください。

*杤木レザー株式会社はこちらを参考にしてください。

「KINDERGARTEN」、「POSTMAN」などは、ワルピエ社の「ブッテーロ」という名前の革です。ブッテーロは”牛革の王様”と呼ばれるほどに世界中から評価されている革です。厚さは3mm以上あります。

*ブッテーロの特徴はこちらを参考にしてください。

「BOYSCAUTSMAN」、「TRAINMAN」などは、栃木レザー株式会社の北米産ステア皮を使っている「ジーンズ」という名前の革です。厚さ2mm前後のオイルタンニンレザーです。

*ジーンズについてはこちらを参考にしてください。

「DOCTORMAN」、「DOCTORMAN SD」などは、栃木レザー株式会社の「ヴォーノ」という名前の革です。厚さ2.3mm、植物性タンニン鞣しの厚革です。上品な光沢感ある表面に落ち着いた色合いが特徴的で使い込むほどに風合いが増していきます。

*ヴォーノについてはこちらを参考にしてください。

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。