BAGWORKS

安心してブランドに集中できる仕組みづくり

2015年度版のISO:9001(品質マネジメントシステム)を勉強し始めて、3ヶ月。ようやく、審査に向けての目処がつきそうです。

はじめは、控えめに言っても、チンプンカンプンでした。読めば読むほど理解できない、回りくどい規格原文との戦い。よくわからないまま、社長と原文を読み合わせ、品質マニュアルを作り、これまで使っていた文書類を見直す。これだけやっていると、不思議と全体像が見えてくるものです。

「規格のための規格」ならば意味がないんじゃんないか、と思っていましたが、どうやらそうではないようです。バッグワークスが、従業員は10名に満たないながらも統制の取れた仕組みがあり、秩序があり、品質に対しての信頼をいただいている要因のひとつは、明らかにISOに取り組んできたことです。仕組みがあるからこそ、安心してブランドづくりに集中できる。ISOは、バッグワークスのものづくりにおいて、大切なバックグラウンドです(そんなところまで首を突っ込まないでほしい、というところもありますが 笑)。

ただ、私たちが絶えず品質の高いものづくりをする仕組みができ、圧倒的な信頼を得ることができるならば、ISOは必ずしも必要ではないのだと思います。ISO認証以上にも負けないぐらいの信頼感を、バッグワークスが提供できればよいのですから。

今はまだ、ISOの力を借りる必要がありそうです。

(宮下)